ネコと分子遺伝学 ★★☆☆☆ 仁川純一 コロナ社
『ネコと遺伝学』の続編。こちらは前作とは違って、毛色を決める遺伝子について現在わかっていることの概略を知る上では意味がある。しかし、もっとわかりやすく説明できると思うし、読み物としても面白くない。遺伝子の説明から説き起こして、A,B,C,D,E変異の順に説明するという構成も良くない。
ネコの毛色については、次のレビューがとてもよい:
Kaelin C. B. & Barsh G. S. (2013) Annu Rev Anim Biosci, 1: 125-156.
(23/07/26読了 23/11/29更新)