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1.日向岬・延岡 編

GWには、九州随一と言われる祖母山〜傾山の縦走コースを2泊3日で歩いたのち、まだ未踏の阿蘇山に登ろうという(今にして思えば無謀な)プランを数ヶ月前から練っていた。
しかし、こんなご時世なので、県外への移動自粛要請が発出された。そこで、宮崎県内で完結すべく、次のようなプランを練り直した──まず延岡に移動した後、延岡を起点に大崩山に登る。しかる後に高千穂に移動し、高千穂を起点に祖母山に登る。

初めて宮崎市を脱出する。
荷物を減らす努力をしなくて良いので、非常に楽。要るか要らないかをあまり考えず、その辺のものをボンボン車に積み込めばよい。
海を見たかったので、延岡に行く前に、日向岬に立ち寄ることにした。まったく有名ではないが、ここには「日本最大の柱状節理」があるのだ。

日向岬・馬ヶ背。なんだかよくわからないが、日本最大の柱状節理らしい

日向岬展望台より日向の海

細島灯台

海が十字架の形に見えることから「クルスの海」と名付けられた、平成っぽい観光名所

18時、延岡の一泊3400円の格安ホテルに到着。が、そこで、登山靴を車に積み忘れたことに気付いた。なんてこった!自分の阿呆さ加減がつくづく嫌になる。
どうしよう・・・。今から取りに帰っても、往復4時間はかかるから、明日大崩山に登るのは無理だ。テンション激落ちである。

翌朝。天気が良いのがシャクに障るが、登山靴を取りに家に戻ることにした。
でも折角なので、延岡を観光していくことにした。ここは観光客の来るところではないが、実は「日本最大の大師像」というのがあるのだ。
行ってみると、予想以上に見応えがあった。ここ今山大師は、天保10年(1839年)、延岡の地で疫病が猛威を振るったことから、大師像を勧請したことが縁起という。
「新型コロナウイルス早期終息」の文字が哀しい。まったく、大仏でも建立した方がいいのではないか・・・。

今山大師の日本最大の大師像

大師様の足に触れると健康になれる・・・かもしれない

2.高千穂 編 につづく

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