火花 又吉直樹 文春文庫 ★☆☆☆☆
なにこれ?全然面白くない。文章を読んで、泣くことはできても、笑うことは難しい。お笑いほど、小説と相容れないジャンルも珍しいと思った。
文芸作品としても駄作だろう。登場人物に一つも魅力を感じないし、文章にキラリと光るものがあるわけでもない。これが芥川賞に値するのか、選考委員は話題作りのために賞を取らせたとしか思えない。
こんなので賞を取ってしまうと、作家として後が続くのだろうか・・・と、僭越ながら心配になってしまうのだった。(17/04/23読了 17/04/26更新)