読書日記 2018年

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ラオスにいったい何があるというんですか? 村上春樹 文春文庫 ★★☆☆☆

・・・あれ?村上春樹ってこんなんだったっけ。なんか面白くない。
最初のほうは楽しいんだけど、終盤になるにつれて退屈になっていく。しかし、(ハルキストにとっては常識なのかもしれないけど)『ノルウェイの森』がギリシャで書かれたとは知らなかった。

どうも自分は、村上春樹が好きでないらしい・・・ということに気がついた。彼が好きなものは──中古のレコードも、ジャズ・クラブも、大リーグの球場も、ヴィンテージもののワインも──驚くほど興味が湧かない。ランニングと、猫以外は。
村上春樹の文体は、紀行文には(というか、事実を記述するのには)、なんだか向かない気がするのだ。(18/07/14読了 18/10/27更新)

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